【瞑想におすすめのお香】初心者も集中できる香りとキフィの魅力を解説

 

瞑想をはじめたばかりの方が「集中できない」「雑念が多い」と感じる大きな理由の一つが、心と空間の準備が整っていないことです。

そこで役立つのが、瞑想におすすめの香りです。

香りの中でも「お香」は特に瞑想との相性が良く、呼吸を深め、心を落ち着かせ、初心者でも瞑想状態に入りやすくする“サポートツール”としてとても効果的です。

 

こんにちは。
曼荼羅アーティストの大迫弘美です。

このサイトでは、曼荼羅アートやマクラメアクセサリーなど、心が整うアートや手仕事、癒しを紹介しています。

 

本記事では、

  • 瞑想をサポートする香り
  • 香りと瞑想の関係
  • 目的別のおすすめの香り
  • 初心者でも深く集中できる「香り瞑想のやり方」

を紹介します。

また、描く瞑想=曼荼羅アートと香りの相乗効果についても詳しくお伝えします。

 

さらに古代エジプトで神聖な薫香として用いられてきた「キフィ(Kyphi)」の魅力も解説します。

キフィは瞑想やリラクゼーションと相性がよく、「より深い集中」「質の高い内観」を求める方に特におすすめです。

あなたの瞑想を、香りとともにもっと心地よく、もっと深い体験へ。
そんなヒントがきっと見つかります。

 

弘美
香りは曼荼羅アートとも相性がよく、脳がリラックスし制作のパフォーマンスがアップするんです

 

なぜ瞑想に『お香』が効果的なのか?脳への影響を解説

 

なぜ瞑想に『お香』が効果的なのか? 脳への影響を解説

 

香りは脳の「原始的な領域」にダイレクトに届く

 

 

香りは、0.2秒で大脳の“大脳辺縁系”に届きます
ここは感情・記憶・本能を司る、脳のとても古い部分、いわば本能を司るところです。

一方、論理的思考や判断を行う「前頭前野」に情報が届くのはその後。

つまり――
香り → 感情・無意識
思考 → その次

香りは脳にダイレクトに届き、感情や精神に無意識に働きかけるのです。

  • 思考が止まらない

  • 不安や雑念が強い

  • 気持ちの切り替えが難しい

という人も、香りの効果で「静けさのスイッチ」が入りやすくなります。

 

弘美
レイキヒーリング(日本発祥の手当療法)を施術していると、その場にはないのに「百合の香りがした」とお客さまからいわれたことがあります。その香りでリラックスした経験から、リラックス=百合の香りが記憶として結びついていたのでしょう。

 

 

副交感神経が優位になり、呼吸が深くなる

 

リラックス系のお香を焚くと、心と身体を落ち着かせる“副交感神経”が優位になります。

その結果として、

  • 心拍が整う
  • 呼吸が自然と長くなる
  • 筋肉の緊張がゆるむ

といった心身の変化が訪れます。

とくに瞑想では、呼吸の深さが“意識の静まりやすさ”に直結します。

お香によって緊張がほぐれると、脳波はリラックス状態に近い「α(アルファ)波」へ移行し、そのまま静かで集中した「θ(シータ)波」の状態に入りやすくなります。

 

弘美
香りが漂ってくると、どんな香りなのか確かめようと、深く息を吸いますよね。それにより自然と深呼吸ができるようになるんです

 

 

香りは“瞑想のアンカリング”になる

 

繰り返し同じ香りを使うと、「心地よかった」「リラックスした」「集中できた」など、脳がこの香りを嗅いだときの状態を記憶します。

これが「アンカリング」です

アンカリングとは、最初に与えられた情報が基準(=アンカー)となって、その後の判断や評価に強く影響を及ぼすことをいいます。

記憶を司る大脳辺縁系にダイレクトに届くことから、香りを嗅ぐだけで心が落ち着くようになり、瞑想に入る時間が短縮されるのです。

 

 

描く瞑想「曼荼羅アート」とお香の相乗効果

 

 

「曼荼羅アート」は描く瞑想だといわれています。
それは、規則的な幾何学模様を描くことで、描くことに集中して脳内が自然と静まり瞑想状態に導くから。

この「描く瞑想=曼荼羅アート」と香り(お香)を組み合わせることで、集中の質をさらに高めることができます

 

香りがあることで脳がリラックスし、思考が静まる

香りが大脳辺縁系に届くと、感情や緊張がゆるみ、「うまく描こう」「失敗したらどうしよう」といった評価や思考が静かになります。

これは、論理的思考を司る前頭前野の働きが穏やかになるためです。

その結果、

  • 迷いが減る
  • 線を引く手が止まりにくくなる
  • 感覚的に描けるようになる

といった変化が起こり、曼荼羅アートに没入できる状態へと導かれます。

 

香りが呼吸を深め、集中が長く続く

お香の香りを感じようとすると、無意識に深く息を吸い込みます。
この自然な深呼吸によって副交感神経が優位になり、身体はリラックスモードへ

呼吸が深く安定すると、

  • 集中力が途切れにくくなる
  • 長時間描いても疲れにくい
  • 時間を忘れて描き続けられる

といった、制作に理想的な状態が生まれます。

曼荼羅アートは細かな作業が続くため、呼吸の深さ=集中の質とも言えるのです。

 

身体のこわばりがほどけ、表現がしなやかになる

リラックス系の香りは、肩・首・腕・指先などの緊張をゆるめます。
身体の力みがほどけることで、ペンを持つ手も自然としなやかになります。

その結果、

  • ペン圧が安定する
  • 線が柔らかくなる
  • 細部まで丁寧に描ける

といった変化が表れ、曼荼羅の完成度や表現力が高まることにつながります。

 

香りは「描く瞑想」のアンカリングにもなる

毎回同じ香りを焚いて曼荼羅を描いていると、「この香り=描くことに集中する時間」という記憶が脳に定着します。

すると、お香に火をつけるだけで自然と心が静まり、描くモードに切り替わって短時間でも深く集中できるようになります。

香りは、描く瞑想のスイッチとしても非常に優れた存在なのです。

 

弘美
先にも書いた通り香りがあると自然に呼吸が深くなります。深呼吸は心と身体をリラックスさせ、集中力を高めます。
香りは曼荼羅アートやマクラメの制作時間のパフォーマンスを上げてくれるアイテムです。

 

 

 

瞑想初心者におすすめの香りと効果

 

瞑想初心者でも無理なく取り入れられる香りと効果をまとめました。

香りを味方につけることで、瞑想はもっと心地よい時間になります。
お気に入りの香りを見つけて、瞑想Timeとともにマインドフルネスを実践しましょう。

※効果が期待されるということで、効果効能を約束するものではありません。

 

フランキンセンス(乳香)

 

古代から“神と人をつなぐ香り”として儀式に使われてきた樹脂です。
樹脂をそのまま温めても、フランキンセンスの精油をディフーズしても◎。

効果:

  • 呼吸が深くなる

  • 不安を鎮める

  • 雑念が静まる

樹脂特有の神聖な香りが、短時間で意識を穏やかに整えます。

 

 

サンダルウッド(白檀)

 

寺院や密教の修法でも使われ、精神を深く沈める香木。
精油になっているものが使いやすいです。

効果:

  • 落ち着き

  • 内観

  • 心の中心に戻る感覚

心の中心に戻る感覚をもたらし、マインドフルネスや呼吸瞑想に最適です。

 

 

ミルラ(没薬 もつやく)

 

フランキンセンスとともに聖書にも登場する樹脂です。
独特の香りなので好き嫌いが分かれるかも。

効果:

  • 心の雑音を取り除く

  • 深い集中

  • 儀式的な“場”をつくる

夜の瞑想に向いています。

 

パロサント(聖なる木)

 

古くから浄化に使われ、現代ではスマッジング(煙で燻す)や、サシェとして心身のリラックスや空間の浄化に用いられる人気アイテムです。

効果:

  • 空間のクリアリング

  • 気分転換

  • 優しい高揚感

心が疲れているときに最適です。

 

その他おすすめの精油(エッセンシャルオイル)

 

 

  • ラベンダー:不安や緊張を和らげ、心身のバランスを整える
  • ベルガモット:気持ちを明るくしつつ、緊張をほぐす
  • ジュニパー:気分転換+瞑想に入りやすくする香りとして使いやすい
  • カモミール:神経を落ち着かせるのが得意で、不安や緊張をやわらげ
  • シダーウッド:心に落ち着きをもたらし、安心安定感をサポート

 

樹脂は香炉で温めて香りを立てます。
精油(エッセンシャルオイル)はディフューザーやアロマポットで楽しみましょう。

身体に取り入れるものなので安全なものを選びます。

特に精油は100%天然なものをチョイスしましょう。

 

弘美
香りは自分に合うか試してから使いましょう。
精油は希釈するなど、少しの量からお試ししてみてください。

 

 

 

古代エジプトの神秘 ― 夜の薫香“キフィ(Kyphi)”の魅力

 

 

キフィは、古代エジプトの神殿で夜の祈りに焚かれた特別な香り

パピルス文書や墓の壁画にもレシピが刻まれているほど、重要な薫香でした。

 

キフィに使われた素材(古代レシピより)

 

キフィのレシピは複数あります。

最古の医学書と言われている、Ebers Papyrus(エーベルス・パピルス)にも記されたキフィは、香料というよりも薬として調合されていたようです。

レシピ例:

  • フランキンセンス

  • ミルラ

  • シナモン

  • ジュニパー

  • ナツメヤシ

  • 赤ワイン

  • 蜂蜜

  • ローズ

  • カルダモン

  • ハーブ各種

これらをすり潰し、蜂蜜とワインで練って成形し、時間をかけて熟成させた、とても手間のかかる薫香なのです。

 

 

キフィの香りの特徴

 

ハーブ・スパイス・樹脂を調合して、古代エジプトより「心を落ち着かせる」香りといわれてきました。

また、ファラオの寝室に悪魔が入らないようにという魔除けの意味もあったとか。

練り合わせて乾燥させたキフィはハーブ&スパイスの香りがします。
温めると、それに甘さが加わって優美な香りに。

緩やかに香りが拡がるので、時間がゆっくり流れるように感じ、瞑想に深く入れるといわれています

 

弘美
キフィは同じレシピで作っても、その時々、そして作り手によっても香りが変わります。
練り合わせ加減で変わってくるのだと。
味噌づくりに通じるところもあって、キフィづくりも奥深くて面白いです。

 

 

キフィは“夜の癒しの香り”として使われていた

 

古代エジプトではキフィは夜に焚く香りとされ、心身を静め、癒しと再生のエネルギーをもつと信じられていました。

瞑想に使うと

  • 深い集中

  • 感情の落ち着き

  • 眠りの質向上

といった効果が期待できます。

 

弘美
私は曼荼羅アートを描く前にキフィを焚いて、集中力を高めています。
天然素材で作っているので猫たちもに安心です。

 

 

瞑想のやり方と目的別おすすめの香り瞑想の組み方

 

瞑想法の一例をまとめました。
参考にしてみてくださいね。

 

初心者でもできる“香り瞑想”のやり方

 

 

  1. 空間を整える
    照明を落とし、キャンドルや暖色ライトで静かな空間を作ります。
  2. お香(またはアロマ)を焚く
    焚き始めは香りが強いので、1〜2分ほど待つと心地よくなります。
  3. 深呼吸を3回だけ行う
    「吸う → 止める → ゆっくり吐く」を繰り返すだけで、副交感神経が動き始めます。
  4. 香りを“味わう”意識で呼吸に集中
    香りの質感や温度、煙の動きなどをただ眺めます。
    雑念が出てきたら、それに気づき、また香りに意識を戻します。
  5. 5〜10分で十分効果が出る
    長時間しなくても、香りが導いてくれるため、短時間で深い集中が得られます。

 

弘美
例えば好きな香りをディフーズした部屋で、5分間だけ目を閉じてみる
そんなところから始めてみましょう。
自然と呼吸が深くなり、目を開けた時には視界もクリアになります。

 

 

目的別その①|心を落ち着かせたいとき

 

  • サンダルウッド(白檀)
  • フランキンセンス(乳香)

心を穏やかに整えたいときは、ウッディ系や樹脂系の香りがおすすめです。

サンダルウッドは古くから寺院や密教で使われ、精神を沈める作用があります。
フランキンセンスは神聖な香りとして知られ、呼吸を深く整える効果があります。

使い方のポイント

  1. お香を焚く前に深呼吸して、雑念を手放す準備をします。

  2. ゆっくりと香りを吸い込みながら、呼吸と香りに意識を集中します。

  3. 雑念が出ても「香りに戻る」と意識するだけで、心が自然に静まります。

これを5〜10分行うだけで、ストレスや緊張がほぐれ、瞑想に入りやすい状態になります。

 

 

目的別その②|浄化・気分転換したいとき

 

  • パロサント(聖なる木)
  • ジュニパー(杜松)

 

空間や気分をクリアにしたいときは、軽やかで清涼感のある香りが最適です。

パロサントはネイティブアメリカンの浄化儀式でも用いられ、心のモヤモヤをすっきりさせます。
ジュニパーも呼吸器系を整えつつ、精神を軽やかにする作用があります。

使い方のポイント

  • 瞑想前に部屋の空気を整える目的で焚くと効果的です。

  • 香りの流れを意識しながら、身体の力を抜き、香りが身体に入る感覚に集中します。

  • 気分が落ち込んでいるときや、気持ちを切り替えたい朝の瞑想にも向いています。

 

 

目的別その③|深い瞑想の世界へ入りたいとき

 

 

  • キフィ(Kyphi)

  • ミルラ(没薬)

瞑想をさらに深めたいときは、甘さとスパイスが重なる複雑な香りがおすすめです。

キフィは古代エジプトで夜の祈りに使われ、心と身体を静める力があります。
ミルラは深い集中を助け、潜在意識へアクセスしやすくなります。

使い方のポイント

  1. 夜の瞑想や寝る前に焚くと、時間感覚がゆっくりになり、内側に深く入れます。

  2. 香りをただ「感じる」だけでOK。思考は手放して、感覚に集中します。

  3. 数分で瞑想の深度が変わるのを体感できます。

深い瞑想を体験したい方は、キフィやミルラの香りと呼吸を合わせることで、より豊かで神秘的な瞑想体験が得られます。

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まとめ

 

香りは思考よりも深い脳の領域に働きかけ、瞑想へ入るための強力なサポートになります。

古代エジプトの薫香キフィは、夜の祈りに使われた神秘的な香りで、深い集中と癒しを与えてくれます。

初心者から上級者まで、香りを味方にすることで瞑想はさらに深く、豊かな体験になります。
ぜひあなたの瞑想にも、お気に入りの香りを取り入れてみてください。

 

なぜ瞑想に香りが効くのか

・香りは0.2秒で(記憶や感情を司る)大脳の大脳辺力系に届く

・脳にダイレクトに届き、感情や精神に働きかける

・リラックス系の香りは副交感神経が優位になり、心拍が整う

・自然と呼吸が深くなり、瞑想状態に導かれる

 

瞑想におすすめの香り

・フランキンセンス

・サンダルウッド

・ミルラ

・パロサント

・おすすめの精油(エッセンシャルオイル)
ラベンダー・ベルガモット・ジュニパー・カモミール・シダーウッド

 

曼荼羅アートと香りの相乗効果

・規則的な幾何学模様を描き続ける曼荼羅アートは描く瞑想といわれている

・香りをプラスすることで、緊張が緩み、失敗したら…などという思考が静まる

・深い呼吸で身体が緩まり、スムーズに手が動く

・迷いが減り、感性のままに描けるようになる

 

古代エジプトの薫香キフィの魅力

・祈りや魔除けなどにも使われていた

・お香というより薬として調合されていた?

・ハーブやスパイス、樹脂を練り合わせて作られる香りは甘くてスパイシー

・緩やかに空間全体に香りが拡がる

・同じレシピでも作り手によって香りが異なる

・癒しと再生のエネルギーを持つといわれる

・深い集中、感情の落ち着き、眠りの質の向上などが期待できる

 

初心者向け 香り瞑想のやり方例

  1. 空間を整える
    照明を落とし、キャンドルや暖色ライトで静かな空間を作ります。
  2. お香(またはアロマ)を焚く
    焚き始めは香りが強いので、1〜2分ほど待つと心地よくなります。
  3. 深呼吸を3回だけ行う
    「吸う → 止める → ゆっくり吐く」を繰り返すだけで、副交感神経が動き始めます。
  4. 香りを“味わう”意識で呼吸に集中
    香りの質感や温度、煙の動きなどをただ眺めます。
    雑念が出てきたら、それに気づき、また香りに意識を戻します。
  5. 5〜10分で十分効果が出る
    長時間しなくても、香りが導いてくれるため、短時間で深い集中が得られます。

 

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