曼荼羅アートの描き方・下絵のコツ|初心者でもできるコンパスとガイド線の書き方

【コンパスが苦手でも大丈夫】

曼荼羅アートを描いてみたいけれど、「コンパスを使うのが小学生以来」「円がうまく描けない」という声をよく聞きます。

実は、曼荼羅アートの美しさを支えているのは「下絵のバランス」

ガイド線とコンパスを使った円で土台を作ることで、誰でも整った模様を描くことができます。

 

この記事では、初心者の方や「コンパスは苦手…」「前に描いたけれど上手くいかなかった」という方に向けて、ペンで描く曼荼羅アートの下絵づくりを解説します。

フリーハンドで∩などを書くのが苦手でも書ける方法の動画もあります。

下絵が書けなくてその先に進めなかった方も、これを読めば進められるかも♪

 

弘美
ちょっとしたコツでコンパス使いが上手になりますよ!

 

 

この記事で分かること

  • 下絵に書くガイド線の役割
  • コンパスと分度器の選び方
  • 円がスムースに書ける裏技!
  • ∩などフリーハンドで書くのが苦手でも書ける方法

 

 

 

下絵を整えると曼荼羅アートが変わる|ガイド線の役割

 

ガイド線は曼荼羅アートの“骨格”

 

 

ガイド線とは、用紙の中心を通る等間隔の線のことです。

中心から外へと広がる対称的な模様が、曼荼羅アートの基本的な構造。
ガイド線を引くことで、模様の配置が安定し、全体のバランスを整えることができます。。

建物でいえば「設計図」のようなもの。
作品が完成すると見えなくなる線ですが、美しい曼荼羅アートの土台には欠かせないものです。

 

 

対称性を生むことで美しさが増す

 

左右対称や放射状のバランスが取れた曼荼羅アートは、人の心に「安心感」と「調和」を感じさせます

中心から伸びる等間隔のガイド線は、中心に吸い寄せられたり内なるものを外に解放したりする心理的チカラが生まれます。

 

弘美
左右対称でない曼荼羅アートは、観る人の多くに不安定感を感じさせます。基本的には対象で描くことをお勧めします

 

 

道具選びのコツ

 

 

整った曼荼羅アートを描くには、作品作りに合った道具選びが大切です。

 

下絵を描くときに使う道具は主に以下のとおりです。

  • 用紙
  • 定規
  • シャープペンシル・消しゴム
  • コンパス
  • 分度器
  • 下敷き

 

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道具の中でも特に重要なのが分度器とコンパスです。

 

分度器

 

分度器にも様々な形があります。

使いやすいのは、一般的な半円型のもの
円形型のは、置き換える必要がないため手間いらずです。

メモリがカラフルなものは、黒画用紙に書くときにメモリが見えやすくて使いやすいです。

学童品なども参考に、ご自分に合ったものを選びましょう。

 

コンパス

 

正確な円を描くには製図用のコンパスが適していますが、針が鋭いので用紙に穴が空いてしまいます。
また、替え芯が黒しかないので黒画用紙には適していません。

私が使っているものは、シャープペンの芯を使うタイプのものです。
「シャープペン コンパス」で検索するとヒットします。

 

鉛筆タイプのものでも、鉛筆をシャープペンに差し替えて使うと細い線で書くことができます。
ただし、物によってはシャープペンシルに替えられない(穴が小さい)ものもあります。

 

弘美
ちなみに、黒画用紙を使う場合のシャープペンシルの芯は、カラー芯をお勧めしています。替え芯は消しゴムで消えるタイプのものを選びましょう

 

 

コンパスが苦手でも大丈夫!上手に使うコツ

 

準備編|コンパス選びとネジの調整

 

 

うまく円が書けない原因の多くは、コンパスの“ゆるみ”です。

使う前にネジが緩んでいないかを確かめましょう。
(赤丸のところにネジがあります)

芯と針の長さをそろえるのもポイントです。

 

 

持ち方|つまむように持ちゆっくり回す

 

 

コンパスは“回す”というより、“支点を中心に円を描く”道具です。

鉛筆を握るように持つと力が入りすぎてズレやすくなるため、コンパスの持つ部分を親指と人差し指でつまむように持ちます。

用紙をしっかりと押さえ、針を中心に真っすぐ立ててつまんでいるところをくるっと回して円を書きます。

 

 

裏技|書きにくい時は、用紙を回す

 

 

くるっと回すのが苦手だったり小さな円を書くときには、用紙を回す方が書きやすい場合があります。

コンパスの針をしっかり立てて、反対の手で用紙を水平に回しましょう。

 

実は、用紙をしっかりと押さえることがコンパスを上手に使うコツです。
柔らかめの下敷きを敷いたり、マスキングテープで紙の四隅を軽く留めておくもの策の一つ。

 

弘美
コンパスを回すときは、力み過ぎずに手首を柔らかく動かしましょう

 

 

ガイド線とコンパスを使った下絵の描き方動画

 

中心を決めて円を描く

 

  1. まず、用紙の中心が分かるように紙の中央に十字線を引き、
  2. その交点を中心に円を書きます。

 

 

ガイド線を引く

 

 

  1. 次に、分度器を使って等間隔に印をつけます(ここでは15度ずつにしています)。

 

 

 

  1. ②で書いた円を分割するように線を引きます。
    この時、中央の小さい円の中には線を書かないようにします。

 

 

 

  1. 曼荼羅アートの元となる図形が書けました。

 

 

同心円と模様の枠線を書く

 

 

  1. ⑤で書いた図形に同心円(中心が同じで半径が異なる円)を加えます。
    半径の大きさは任意です。

 

 

 

  1. 放射状の線と中央の円+⑥で加えた円との交点を使って、模様の枠線を書きます。
    (今回は花びら型になるように∩を書いています)

 

 

  1. 二段目も⑦と同じように交点を目印にして∩を書きます。

 

 

⑦、⑧のようにフリーハンドで書くのは苦手な方は以下を参照して∩を書いてみてください。

 

  1. トレーシングペーパーを使って型紙を作ります。
    適当なサイズにカットしたトレーシングペーパーで型紙を作り、それに沿って線を書きます。

 

 

  1. 下絵が完成しました。

 

 

下絵は薄く描く

 

下絵の線はペンでなぞるためのものなので、ごく薄く描いておくのがコツです。
※動画でははっきりわかるように濃く書いています。

また、ペンで清書する前に要らない線があれば先に消しておきましょう。

あくまでも下絵。
完成した作品には下絵の線が見えていない(ペンで上書きしているか、消しているか)のが原則です。

なお、消しゴムを使った後のカスは練り消しなどで取ると仕上がりが綺麗です。

 

弘美
細かな箇所を消すのには、ペン型消しゴムがおススメです。

 

 

 

まとめ

 

下絵の書き方動画|全編(約4分30秒)

 

下絵の描き方フルバージョンの動画です。

 

 

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まとめ|整った下絵が曼荼羅アートの第一歩

 

曼荼羅アートは、完成した作品だけでなく「描く過程」にも癒しがあります

ガイド線とコンパスを使って下絵を整えることは、心を整えるプロセスでもあります。
だからこそ、対称形に描くのが大切。

慣れないうちはぎこちなくても、次第にコンパスが手になじんできます。

諦めないで描き続けることが、曼荼羅アーティストへの近道です。

 

 

下絵を整えよう

  • ガイド線は曼荼羅アートの骨格:
    左右対称に書くことで、描く人も観る人にも癒しを与えることができる
  • 美しい曼荼羅アートの土台には、整った下絵は欠かせない
  • 中心から伸びる等間隔のガイド線は、求心力を生み、または内なるものを解放するチカラを持っている。
  • 道具選びで、重要なのはコンパスと分度器
  • 黒画用紙を使う場合は、分度器のメモリがカラフルなもの、コンパスはシャープペンシルタイプのものがおススメ。

 

 

コンパスを上手に使うコツ

  • 使う前にねじが緩んでいないかを確かめる
  • 芯(書く方)と針の長さを揃える
  • コンパスはつまむように持つ
  • 用紙をしっかり押さえ、針を真っすぐに立てて書く
  • 手首を柔らかく使う
  • それでも書きにくいときや小さな円を書くときは、用紙を回して書くと良い

 

 

ガイド線とコンパスを使った下絵の書き方手順

  • 中心を決めて円を書く
  • 分度器と定規を使ってガイド線を書く
  • 同心円を追加する
  • ガイド線と同心円の交点を目印に模様の枠線を書く
  • 模様の枠線は型紙を作って書いてもよい
  • 【重要!】下絵の線は薄く書く

 

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